2025.10.15
初心者にもわかる「お茶の飲み分け方」
ブログ初心者にもわかる「お茶の飲み分け方」〜五行で、今日の調子に合う一杯を選ぶ〜
「五行（木・火・土・金・水）」はむずかしくありません。
コツは“いまの自分に必要なものを補う”だけ。気分や体調に合わせて、ぴったりのお茶を選びましょう。
- 疲れやすい → 水のお茶（滋養・補腎）
- イライラ/緊張 → 木のお茶（リフレッシュ）
- 人前に出る/気分UP → 火のお茶（活力）
- 胃腸が重い → 土のお茶（消化を助ける）
- 美容や呼吸ケア → 金のお茶（浄化・潤い）
五行とお茶の超基本
五行は、自然やからだの働きを木・火・土・金・水の5つで見立てる考え方。
季節や気分、体調とつながっているといわれ、足りない要素をお茶でやさしく補うのがポイントです。
覚え方：「気分や不調 = 要素のサイン。それに合うお茶でバランス調整」
対応早見表（季節/状態/おすすめ）
| 五行 | 季節 | キーワード | こんな時 | おすすめのお茶 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 木 | 春 | 成長・めぐり | イライラ/緊張、気分転換したい | 緑茶・ミント・菊花茶 | 爽やかな香りでリフレッシュ |
| 火 | 夏 | 循環・活力 | 人前に出る、前向きになりたい | 紅茶・ルイボス・シナモンティー | 香り高く、気分を高める |
| 土 | 土用 | 安定・消化 | 食べ過ぎ/胃もたれ、落ち着きたい | ほうじ茶・はと麦茶・麦茶 | 香ばしく、胃腸をサポート |
| 金 | 秋 | 浄化・潤い | 美容ケア、呼吸を整えたい | ジャスミン茶・烏龍茶・白茶 | 香りで深呼吸、内側からクリアに |
| 水 | 冬 | 滋養・温め | 疲れが抜けない、冷えが気になる | 黒豆茶・杜仲茶・黒烏龍茶 | 内側から支える、温める |
調子別：すぐ選べるガイド
疲れやすい/だるい → 水のお茶
黒豆茶・杜仲茶・黒烏龍茶など。からだの底力をやさしく補い、内側から温めます。
- 夜はカフェイン控えめの黒豆茶が◎
- 仕事中は保温ボトルで“ちびちび”補給
イライラ/緊張 → 木のお茶
緑茶・ミント・菊花茶。爽やかな香りで気の巡りを整えて、気分をリセット。
- 深呼吸しながら香りを味わうと効果UP
- 作業前の1杯で“切り替えスイッチ”に
人前に出る/気分を上げたい → 火のお茶
紅茶・ルイボス・シナモンティー。香り高く、前向きモードに。
- 直前は一口ずつ、香りをしっかり感じる
- 砂糖は控えめで“シャキッ”と
胃腸が重い/食べ過ぎ → 土のお茶
ほうじ茶・はと麦茶・麦茶。香ばしさで落ち着き、消化をサポート。
- 食後〜就寝前は、ぬるめ（60〜70℃）で
- 小腹が空いたら“はと麦＋少量の生姜”も
美容/呼吸ケア → 金のお茶
ジャスミン茶・白茶・烏龍茶。香りが呼吸を深くし、内側からクリアに。
- 秋冬の乾燥時期は“湯気”で鼻口を潤す意識
- 就寝2時間前はカフェイン量に注意
季節ごとの取り入れ方
春（木）
巡りを促す季節。緑茶やミントで軽やかにスタート。
夏（火）
暑さで消耗。紅茶/ルイボスで循環サポート。水分＋ミネラルも忘れずに。
土用（土）
季節の変わり目。ほうじ茶/はと麦茶で胃腸を整え、ペースを戻す。
秋（金）
乾燥対策。ジャスミン/白茶で呼吸深く、美容ケアも。
冬（水）
温め＋滋養。黒豆茶/杜仲茶で内側から支える習慣を。
続けるコツ（ムリなく毎日の一杯に）
- 朝：“今日の気分”で1杯を選ぶ
- 昼：保温ボトルに“仕事用の相棒”を常備
- 夜：カフェイン控えめでリラックス
- 週末：新しい茶葉に挑戦して“お気に入り”を更新
よくある質問
どれを選ぶか迷ったら？
いま一番気になる症状（例：冷え/だるさ/イライラ）を基準にしましょう。迷ったら香りで「心地よい」と感じるものを。
カフェインが心配です
夜は黒豆茶やルイボスなどカフェインが少ない/ないお茶に。体質に合わせて調整してください。
ブレンドしてもいい？
OKです。同じ方向性（水×土など）を意識すると飲みやすく、目的もはっきりします。
今日の一杯が、心と体のバランスを整える
むずかしく考えず、“いまの自分に合うお茶を一杯”。それだけで五行の知恵を暮らしに取り入れられます。
